UK, Tier 5 (Temporary Worker - Government Authorised Exchange) visa 取得に関するメモ
05 July, 2016
Takehito Nakano

以下,2016年6月にイギリスのTier 5 VISAを取得した際のメモ書きです.不慣れなため,色々と苦労しました.手続や必要書類で分からないことが多く,色々な方がWeb上で書かれていることを参考にさせていただきました.私もここに簡単にメモを残しておこうと思います.

==========
研究業務のためにイギリスのSTFC (Science and Technology Facilities Council), Rutherford Appleton Laboratry内の陽子加速器施設ISISに4-5ヶ月滞在する予定が発生.現地の事務の方がUK SBSのImmigration Specialistに問い合わせて下さったところ,イギリス国内での収入を得ない6ヶ月以下の滞在であっても,Tier 5の取得を勧めるとのこと.これが判明したのが2016年3月31日.

==========
申請の段取り:
・私が種々の書類を取りそろえて,受け入れ側の研究所(ISIS)の人事係に送る.
・研究所の人事係が必要書類を整えて(こいつを受け入れても大丈夫との判断が下れば),UK SBSのImmigration担当者に送る.
・それが認められれば,Certificate of Sponsorship (CoS) が発行される.
・大阪にあるビザ申請センターでVISAを申請する(東京にもある).申請にはCoSが必要.

=====
2016年4月29日
以下の書類をやっと準備し終え,受け入れ先の研究所へ電子メールで送った.

Certificate of Sponsorship (CoS)を取得するために用意した書類(全て英語)
(1) 私の職場の長(理学研究科長)が本件の共同研究内容や私の身分などを承認する旨の書類
(2) 私の給与の証明書(理学研究科長名で人事係に作成してもらった)
(3) パスポートの顔写真ページのコピー
(4) 博士号取得の証明書(母校に依頼して取得)
(5) 預金通帳のコピーとその翻訳(過去90日間に渡って預金が930GBPを下回らないことの証明.翻訳作成はこの会社が迅速に対応してくれた:株式会社くまざさ社.通帳なんか長いこと記帳しておらず,直近3ヶ月の記録があいにく2冊にまたがってしまったので,2冊の表紙裏と明細ページの計4ページの翻訳が必要.ページあたり¥3,000-プラス消費税で,総額¥12,960-)
(6) CV
(7) 私のpersonal detailsや受け入れ側施設やその担当者の詳細,施設での研究環境,共同研究の内容と必要性等を書き込む書類.
(8) Summary of job description(これは本来雇用する側が用意するものだが,私の希望でその研究所に滞在したいと言う今回のいきさつ上,私が用意し,受け入れ担当者に手直しをしてもらった)

=====
2016年6月15日
UK SBSからメールで以下の3つの書類が送られてきた.CoSをもうすぐ出せる見込みだから,これらに記入,サインしてメールで返送せよとのこと.
(9) Candidate Confirmation of Acceptance(出入国の予定日時や,保険の番号を書かされる)
(10) UK Shared Business Services Ltd Tier 5 Sponsored Scientific Researcher Initiative General Arrangements(種々の規約の説明にサインする)
(11) CoSのドラフトバージョン.内容に相違ないか確認する.

=====
2016年6月16日
待望のCoSが発行になる.メールで受信.
すぐにVISA申請を開始したいが,あいにく出張中ですぐには動けない.

=====
2016年6月20日
オンラインでVISA申請書の作成.これがすごい項目数の質問に答えなければならず,猛烈に疲れる.妻のパスポート番号,両親の誕生日や出生地,私の過去5年間の渡英歴(入出国日も),過去10年間のイギリス以外への海外渡航歴など...そんなものは正確には覚えていないので,パソコン上のカレンダーの書き込みを丹念に見ていきながら記入.時々Webブラウザー上でSaveしないと,Time outになってログインし直すと入れたデータが消えていたりと,大変なストレス.
VISA申請書が完成したら,オンラインで申請代¥45,600-の支払と,大阪のビザ申請センターの面会の予約.

=====
2016年6月23日
大阪のビザ申請センターへ申請に行く.以下の書類を提出もしくは提示した.
(12) Application form(VISA申請書)とコピー
(13) パスポートの原本(過去に取得したものも全て.私の場合は全部で3冊) とコピー
(14) 預金通帳の原本とその翻訳とそれらのコピー(この申請時点から過去90日間に渡って預金が930GBPを下回らないことを証明するため,数日前に記帳してから再び上記業者に翻訳をしてもらった.翻訳業者は,前回と重複する部分は再発行手数料だけで,記帳によって増えた明細の行数だけ新たに翻訳代を請求するという良心的な対応だった)
(15) CoS
(16) オンラインで支払を済ませたことの確認メールのコピー
(17) 申請の予約を受け付けたことの確認メールのコピー

顔写真の提出は不要.その場で顔写真と指紋をとられる.
渡航まで時間がないこともあり,Priority visa service, SMS service, Get it right serviceを利用した.総額¥25,551-.この額は為替レートによって変動するようで,EU離脱ショック後の現在は安くなっている.
申請書類(もちろんパスポートも)はマニラに送られ,あちらで審査され,また日本に送られてくる.Priority visa serviceでは審査期間が3〜5営業日に短縮されるとのこと.このサービスを使わないと3週間とのこと.

=====
2016年6月29日
審査結果が大阪のビザ申請センターに帰ってきたとの下記メールが届く.渡航予定に間に合ったので安堵し,喜んだが,審査結果はこの時点では分からない.

Dear TAKEHITO,
The processed visa application for GWF reference number - **** was received at the UK Visa Application Centre on 6/29/2016. If a courier service was purchased from VFS Global, your processed application will be delivered to the chosen address. If not, your documents can be collected during the designated passport collection times. Please note this is an auto generated e-mail. Please do NOT reply to this email.

=====
2016年6月30日
大阪のビザ申請センターにパスポートを受け取りに行く.係員は審査結果については何も言わない(というか,たぶん知らない).係員が言うには,待合室で封筒を開封して,パスポートにビザが貼ってあるかどうかを確認し,問題なければそのまま帰っていいですと.封筒を開ける時は手が震える...無事にビザが貼ってあった.やれやれ.何かの試験に合格した気分.

=====
中野岳仁のページへ戻る.